悪玉コレステロールが増える8つの原因を徹底解明!生活習慣の改善で健康な体に。
コレステロールを体内に運ぶ悪玉(LDL)コレステロールと、体内のコレステロールを体外に運び出す(HDL)コレステロールが存在するのは前回書いた通りです。
コレステロールは体内に運ばれなければ意味がありませんので、悪玉という名前ではありますが、LDLコレステロールは重要な役割を担います。
しかし善玉(HDL)コレステロールが処理できないほど悪玉(HDL)コレステロールが増えてしまうと体に必要以上のコレステロールが供給され、動脈硬化などの危険性を招きます。
ではなぜ悪玉コレステロールが増えてしまうのでしょうか?
答えは意外にも生活習慣にありました。
食事
コレステロールは体内で70%〜80%作られ、食べ物から20%〜30%摂取されると言われます。
しかし、たかが2〜3割と思って侮るととんでもないことになります。
どんな食生活が影響があるかというと、
食事の時間が不規則、寝る直前の食事が多い、朝食を抜く、食べ過ぎ、早食い、脂っこいものが多い、肉ばかり、甘いものの過剰摂取など、すべてが悪玉コレステロールが増える原因です。
食事が不規則だったり、朝食を抜いたりすると、体が次いつ食事が摂れるかわからないという危機管理から、栄養を蓄えようとして中性脂肪が増えます。
中性脂肪が増えるが増えるとインスリンの働きを阻害しますので、体内でインスリンを作り出すためにコレステロールが必要になり、結果として悪玉コレステロールが増えます。
更には、中性脂肪の増加は善玉コレステロールが減ってしまうという最悪の事態を招きます。
善玉コレステロールの働きについてはこちら。
また、甘いものや食べ過ぎ、早食い、脂の摂り過ぎ、肉の食べ過ぎなどは、エネルギーの過剰摂取となり、体内での調整が間に合わず、飽和脂肪酸の影響などで悪玉コレステロールが増えます。
特にコレステロールを多く含む脂質の摂り過ぎは要注意です。
運動不足
運動不足は結果的に中性脂肪を増やす原因となります。
中性脂肪が増えると上記に書いたのと同じで悪玉コレステロールが増えてしまいます。
お酒
適度なアルコールは、善玉コレステロールが増え、悪玉コレステロールが減るという研究結果がでています。
しかし、過度のアルコール摂取は、アルコールを分解する際に肝臓で中性脂肪が作られるため、結果として中性脂肪が増え、善玉コレステロールを減らし、悪玉コレステロールを増やす結果となります。
更には、飲酒の際に食べるおつまみが肉や油物などコレステロールを多く含むものだと、悪玉コレステロールは更に増加します。
喫煙
たばこに含まれるニコチンには、中性脂肪と悪玉コレステロールを増やす要因があるという調査があります。
それだけでなく、たばこそれ自体が吸うだけで血圧があがるので、動脈硬化などコレステロール値が高いとリスクのある病気のリスクも高めることとなってしまいます。
ストレス
ストレスが病気に大きな関係があるのは、良く知られています。
人はストレスを感じると交感神経が刺激され、副腎皮質ホルモンの分泌が活発になり、更には血糖値があがり、コルチゾンの分泌が行われます。
副腎皮質ホルモンが分泌されると遊離脂肪酸が血液中に増え、結果として血中の悪玉コレステロールが増えます。
また血糖値を下げるためにはインスリンが分泌されるため中性脂肪が増え、悪玉コレステロールが増える結果になるのは前述と同じです。
遺伝
意外とバカにできないのが遺伝です。
片親または両方のどちらのパターンも存在し、子どものころからコレステロール値が高いのがポイントです。
この場合、生活習慣の改善で悪化しないようにすることはできますが、根本的な解決にはならないケースが多いので、医者に相談にいき、一生付き合っていく覚悟が必要になります。
薬
普段摂取している薬に原因がある場合もあります。
うつ病などの精神関係の病気に使われる安定剤などは、コレステロール値を上昇させる成分が含まれていることがあります。
コレステロール値が気になる方や健康診断で正常値を上回った方で、上記の薬などを使用されている方は、一度医者と相談してみましょう。
生活習慣の改善でほとんど解決できる
生活習慣の改善でほとんどが解決できることがわかっていただけたかと思います。
しかし、ほとんどの人が毎日365日正しい習慣で生活できるわけではありません。
そんなときは無理せずに、サプリや健康食品などで保管すれば良いのです。
悪玉コレステロールの原因の多くは、中性脂肪の増加による肥満と、脂質などのコレステロールそのものを含む食事の摂り過ぎです。
当サイトでお勧めしているのは、「モンドセレクション金賞受賞!中性脂肪&コレステロールを減らすサプリメント【極上クリル】 」です。
もちろん、生活習慣を崩さず生活をできる方には不要ですが、たまには羽目を外すこともあって当然です。
そんなときのためにも不足しがちな栄養を日頃から摂取しておくことをお勧めします。
まとめ
正しい生活をすれば、健康は意外と手に入ります。
まずは正しい知識を手に入れることが大切ですし、予防も兼ねて病院に定期的に行くことも重要です。
しかし、頭ではわかっていてもなかなか毎日毎日正しい生活はできないものです。
お酒をたくさん飲みたい日もありますし、ストレスが貯まる日もあります。
頻繁だと困りますが、たまには我慢をしなくても良いと思います。
世の中には便利なサプリや漢方薬などもあります。
自分自身の生活習慣をみつめ欠けている部分は、そういうもので補っていってはいかがでしょうか?
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